テニスコーチ次郎と一緒に上達

テニス ミスの原因を知る! 種類別コーチング【指導者】

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テニスでミスはつきものですよね。
テニスはミスのスポーツと言われています。
実はテニスにおけるポイントの80%が簡単なミス(アンフォースドエラー)で構成されています。
 
ミスを少なくするためには練習が必要ですが
 
一見同じミスでも種類を知っていると、適切な練習をすることができます。
 
まずテニスの技術には「入力系」「出力系」に分けることができます。
 
 
 入力系  状況判断能力や認知能力、予測能力など
 出力系  筋力や身体の使い方、フットワークなど
 
 
 この二つの能力で相手のボールを打ち返しています。
 
例えば、足の速い陸上短距離選手にラケットを持たしてラリーしても、ボールの跳ね方を予想できず空振りすると思います。
 
逆に、テニス歴は長いが足の遅い人とラリーして、左右に打った時に準備が間に合わずミスをしてしまう。
 
同じミスでも原因は全く違いますよね!
 
フォアでミスをした時に、「そこに飛んでくると、予想できず」ミスが出たのか、
予想はしていたが、体の使い方がうまくできず」ミスをしたのか、 コーチはここを選手とコミュニケーションを取りながら、究明していかなければなりません。
 
 
原因が分からない場合、ほとんどのコーチはラケットの振り方や、身体の使い方の注目し、本人は予測の出来ないボールに対して、コーチから打ち方を直してと、上手く打てるはずはないですよね。
チェックの仕方としては、
①選手が打つときにどんなことを気をつけているか。
 ⇒出力系のチェック
②球出しで出したボールを選手が狙ったところに打てているか。
 ⇒出力系のチェック
②ミスした時にそのボールは予測できていたか。     
   ⇒入力系のチェック
③球出し練習は上手く打てるが、ラリー練習になると、打てなくなっていないか。
                  
    ⇒入力系のチェック
 
ぜひ指導の現場でいかしてみて下さい!
 
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