テニスコーチ次郎と一緒に上達

テニスコーチの掲示板・みんなどんな教え方してる? 大切にしていることは?

始めまして、次郎です。

 

このブログはテニスコーチ次郎がテニスの情報を発信していますが、

決して、全てが正しいわけではないし、考え方なども色々あるかと思います。

 

その中で、このブログを開いていただいたコーチの方や選手の方のご意見をコメン形式にして残し、そこから私自身が勉強していきたいと、考えています。

 

また同じように自分と違う意見のコーチの話や考え方を知ることが、より良いテニスライフを送れるのではないかと、考えています。

 

ぜひコメントにテニスで大事にしていること、レッスン時に大切にしていること、

こんなコーチは嫌だ、などテニス歴や年齢なども関係ありません。

テニスが好きという気持ちがあればぜひコメントして下さい。

 

一定数溜まったら、まとめて記事にして還元したいと思っています。

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0.1秒の世界‼ テニス・スプリットステップの基本  【プレーヤー】

 


 


皆さん、スプリットステップは正しく踏めてますか?

 

スプリットステップとは、テニスや他のスポーツでも使われている、動きだしを早くために、軽く両足でジャンプするステップの事です。

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スプリットステップの効果は大きく分けて3つあります!

  • 相手のボールがどこに飛んでくるか、予測判断する
  • 次の動きへ移行しやすいように姿勢を立て直す
  • 筋の伸長・短縮サイクルを使って判断した方向へ素早く動ける準備をする。

 

の大きく分けて3つです。

最後の筋の伸長・短縮サイクルは正式には「SSC」「ショート・ストレッチング・サイクル」の事です。

 

分かりやすく言えば、筋肉をバネのように使って移動します。

ホッピングみたいな感じです?

 

これ→ f:id:ziro-blog:20201230222821p:plain        スプリットステップのイメージ→f:id:ziro-blog:20210102215624p:plain

 

なので決して、スクワットみたいに力を入れてはいけません。

 

そしてステップを踏むとどれくらい早く動けるようになるのかと言うと、タイトルでもあったようになんと 0.1秒早く動けます!

 

 

そうですよね、たった 0.1秒ですよね...

 

甘い!!この0.1秒がテニスでは大切なんです!!

 

≪0.1秒の世界≫

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普段のストロークでも100km/hで0.1秒で27㎝も進みます!

0.1秒の時間短縮がとても大切だということが、わかりますね。

 

それにしても、世界最速0.1秒で73㎝って早すぎですね(笑)

 

それではまた

 

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テニス ミスの原因を知る! 種類別コーチング【指導者】

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テニスでミスはつきものですよね。
テニスはミスのスポーツと言われています。
実はテニスにおけるポイントの80%が簡単なミス(アンフォースドエラー)で構成されています。
 
ミスを少なくするためには練習が必要ですが
 
一見同じミスでも種類を知っていると、適切な練習をすることができます。
 
まずテニスの技術には「入力系」「出力系」に分けることができます。
 
 
 入力系  状況判断能力や認知能力、予測能力など
 出力系  筋力や身体の使い方、フットワークなど
 
 
 この二つの能力で相手のボールを打ち返しています。
 
例えば、足の速い陸上短距離選手にラケットを持たしてラリーしても、ボールの跳ね方を予想できず空振りすると思います。
 
逆に、テニス歴は長いが足の遅い人とラリーして、左右に打った時に準備が間に合わずミスをしてしまう。
 
同じミスでも原因は全く違いますよね!
 
フォアでミスをした時に、「そこに飛んでくると、予想できず」ミスが出たのか、
予想はしていたが、体の使い方がうまくできず」ミスをしたのか、 コーチはここを選手とコミュニケーションを取りながら、究明していかなければなりません。
 
 
原因が分からない場合、ほとんどのコーチはラケットの振り方や、身体の使い方の注目し、本人は予測の出来ないボールに対して、コーチから打ち方を直してと、上手く打てるはずはないですよね。
チェックの仕方としては、
①選手が打つときにどんなことを気をつけているか。
 ⇒出力系のチェック
②球出しで出したボールを選手が狙ったところに打てているか。
 ⇒出力系のチェック
②ミスした時にそのボールは予測できていたか。     
   ⇒入力系のチェック
③球出し練習は上手く打てるが、ラリー練習になると、打てなくなっていないか。
                  
    ⇒入力系のチェック
 
ぜひ指導の現場でいかしてみて下さい!
 
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早く知りたかった!テニスにおける コーディネーション能力の現実 【プレイヤー】

 


 


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別記事でテニス上達のカギはコーデイネーション能力にあったと書いたのですが、今回は少し深掘りしていきたいと思います。

 

まだ見てない方は、そちらもぜひチェックしてみて下さい。

 

ziro-blog.hatenablog.com

 

コーディネーション能力(運動神経)のピークはいつごろだと思いますか?

運動神経の発達のピークは7歳から9歳といわれ、15歳になるころには、そのほとんどが

決定してしまいます。

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(参考:宮下 充正「子どもスポーツ医学」南江堂)

 

反対にこの頃に習得した動きは、忘れにくいといった特徴もあります。

 

また幼少期に様々なスポーツ、動きを覚えることが、コーディネーション能力の向上にも繋がっている。 

 

プロテニスプレイヤーのノヴァク・ジョコビッチ選手は4歳よりテニスを始めたが、父親がプロのスキー選手だったこともあり、スキーもプロ並みにできたり、

 

同じくプロテニスプレイヤーのラファエル・ナダル選手も3歳からテニスを始めたほか、サッカーも12歳のころまで、テニスとサッカーどちらの道を進むべきか、迷うほどした。

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(ノヴァク・ジョコビッチ  スキー) 

 (ラファエル・ナダル  サッカー)

 

 

ここで、今からコーディネーション能力を伸ばすのは、手遅れなのではないか?と考える方もいるとは思いますが、私は大人ならではも身につけ方があると考えています。

 

それは、理屈や理論を知ること です。

 

つまり感覚で出来ないようになったことは、頭で考えて行う。

 

またテニス以外のスポーツのも触れてみる。

「そんな暇はない」と言う方はレッスンの待ち時間などで、ラケットでフレームリフティングや、テニスボールでリフティングなど、いつもとは違う体の動かし方をしてみるのはいかがでしょうか。

 

いつまでも上達は可能ですので、自分のペース限られた時間を有効に活用し練習に励んでみて下さい!

 

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テニス上達する人としない人の差はコーディネーション能力にあった!【プレイヤー】

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テニスで同じ部活や同じスクールに通っているのに、すぐに上達する人しない人の差は何だと思いますか?

 

答えズバリはコーディネーション能力の差が大きく関係しています!

 

まずコーディネーションとは辞書では、

 

 

◆コーディネート【coordinate】◆ [名](スル) 1 各部を調整し、全体をまとめること。「国際会議をコーディネートする」
2 服装・インテリアなどで、色柄・素材・形などが調和するように組み合わせること。コーディネーション。「じょうずにコーディネートした装い」

    と説明しています。 引用:Weblio辞書 大辞泉 コーディネートの意味解説

 

  ⇒ つまりコーディネーション能力とは

 

各部位を調節し、組み合わせるまとめる能力の事です。

 

またスポーツ分野では運動神経を7つの基準、観点から見た能力の総称です。

  

◆リズム能力◆
タイミングよく、動くことができる。
スプリットステップやライジングショット など
◆バランス能力◆
バランスを取りながら、動くことができる。
ショットを打つ時の軸 
◆反応能力◆
合図に早く素早く反応し動くことができる
早いボールの対応や、ボレー など
◆連結能力◆
違う動きをなどを滑らかに行うことができる
サーブを打つ時に全身でパワーをだす  など
◆変換能力◆
動きを素早く切り替えることができる
ラリーなどのストップ&ダッシュや切り返し など
◆定位能力◆
対象のものとの位置関係を把握することができる。
ボールとの距離感 など
◆識別能力◆
道具を上手く操作することができる。
ラケット操作 など
 
 
簡単な説明と、能力別にテニスにおいての影響を書いていきました。
 
ここを意識して、ただ練習をするのではなく自分のミスをする原因を当てはめて、練習をしていけるとより上達に繋がるのではないでしょうか。
 
理由は、複合的なものが多いですが、コーディネーショントレーニング自体は、
簡単にできるものばかりですので、ぜひチャレンジしてみて下さい!
 
 
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テニス中級トーナメントで優勝するには!【プレイヤー】

テニスでなかなか結果が出なくて悩んでいる方へ

 

優勝するために必要な物はなんでしょうか。

 

結論から言います!

 

『フィジカル』

 

以上です。

 

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理由を説明していきますね。

 

ドイツテニス協会のスポーツ科学アドバイザーの

『リチャード・ショーンボーン』は

 

「テニスのミスの内

 

65%が  体力・運動能力不足によるもの

 

技術不足によるミスは残りの35%である。」

 

と提唱しています。

 

 

よく試合に向けてコートで〇時間練習してきました!

や、試合に向けてサーブのフォームを変えてみました!

 

等とお話は聞くのですが、

結果を聞くと、相手の球が早くて負けました。⤵︎ ︎

ラリーで先にミスがでて負けました⤵︎

 

という声が非常に多いです。

 

しかしここで同じトーナメントに出ていて、触れないようなボールばかりが飛んでくる事はなく、全体を冷静に振り返れば、何気無いミスの連発や、疲れから来るフットワークの乱れが試合でポイントを失う大半を締めていました。

 

もし多少技術で劣っていても、体力が十分であれば

1球多く返せたかも知れません。

上級者の方ほどミスしそうな時に1球多く返す技術に長けています。

 

 

 

筋肉量の変化は3ヶ月かかりますが、筋力だけなら、3日で変化が起き始めます。

 

試合に向けて1度フィジカル面も時間を使ってみてはいかがでしょうか!

 

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テニスでよく聞くオープンスキルとは 【指導者】

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オープンスキルという言葉は聞いた事があるだろうか。

 オープンスキルとは...

 

オープンなスキル=開けたスキル 

 

来たボールに対して、それに合うように打ち方を変化させる。

決まった形がないスキルのことを言います。

 

 

テニスの他に代表的なのは、 バスケットボール・サッカー・卓球等

 

 

対象的に出されるのがクローズスキルです。 =閉ざされたスキル

 

代表的なのは、アーチェリー・ゴルフの打ちっぱし・水泳等

 

です。

 

特に水泳を例に上げると分かりやすいが、泳ぎ方に正解があってそのフォームに近付けることが早く泳げることに繋がり勝ちに近づく。

 

テニスではフォーム(打ち方)がきれい ≠ 勝利

 

毎回違うスピード、弾道、回転量で飛んでくる様々なボールを1つの打ち方で返そうとする事は不可能です

 

我々コーチはその中で、打ち方ではなく原理(スピンのかける時のラケットの動き)や、力の出し方、(体重移動やキネティックチェーン)を生徒、選手に理解させてあげる事が上達に繋がるのではないだろうか。

 

そして原則がわかれば、選手自ら、ボールによって、打ち方を柔軟に変化させて返せるようになる ⇐目指すべきはココ

 

 

型を教えれば楽で、見た目はきれいになりますが、そこは「ぐっと」我慢して、

成長を見守りましょう。

 

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